こんにちは、秋武政道です。
 
マーケティングを学んでいると、「ターゲットの明確化」と言う言葉は、よく出てきます。
しかし、マーケティングをはじめて学んだ人にとっては、
 
「よりたくさんの人に買ってほしい」
 
と言う気持ちが先にたちますので、ターゲットの明確化と言うことを言われても、はっきり言って上の空。そのときは、誰をターゲットにするか?なんて、考えてるような、考えてないような、自分では考えてるつもりなんですが、どうしても、あれもこれもと、第1ターゲット、第2ターゲットとしたり(これも大切なことなんですが)、具体性を欠いた漠然としたターゲットを想定したりします。
 
しかし、いずれの場合でも、それをしっかりと書きとめて、現場でその意識を持って反映させるかと言うとそうでもなく、いつの間にか、マーケティング上の一つの知識として、忘れ去られていく日常に戻ります。
 
つまり、みんな誰でも、「すべての人に売りたい!!!」これが本音です。
 
だから、たぶん、どんなに「ターゲットの明確化が大事だよ」といっても、ピンとこないし、そう思って考えても良くわからないのが普通です。
 
やっぱり、これも訓練が必要なんですね。「考える訓練」
 
さらにそれがまともな「ターゲットとしての答えかどうか?」と言う問題もありますし、
自分勝手な空想のような思い込みの場合もあります。
 
これは、ブランド構築上のターゲットという考え方もあれば、今、これから書こうとしてるDMにおけるターゲットという考え方もあります。また、今まさに、飛び込もうとしてる家としてのターゲットもあるでしょう。
 
そのあたりを明確にして「ターゲットを考える」整理整頓が必要です。
 
 
一つ、演習をやってみましょう。
 
さて、あなたは、今から何かの商品を売り込むためのDMを書こうとしています。
 
もちろん、まずはじめに、「売り込みたい商品」がありますよね。
そして、DMを書き始める前に、重要な質問があります。それは、
 
「その商品をどんな人に、買ってもらいたいですか?」
 
と言うことですね。で、その人に向かってDMをつくるわけですが、実は、ここで大きな落とし穴に入ってしまう可能性があります。
 
これは、この質問の仕方に問題がある場合もありますし、あなたがすでに作ってしまってる
「買ってもらいたい人像」に、問題がある場合もあります。
 
この質問に、明確に答えられますか?
 
  売り込みたい商品:
  どんな人に買ってもらいたいか?:
 
【お願い】
私からのコメントは、期待しないでくださいね。手一杯で、ゴメンナサイ!
でも、短文でも長文でも、一人でも多くの方が答えのコメントをしてくれると、
ここにきてくれてる皆さんのタメになりますので、ぜひぜひ、書き込みください。
 
注)たぶん、このターゲット論だけで、1ヶ月ぐらい引っ張れる内容なんですよね(笑)