いよいよ、定期第7号。
そろそろ、皆さんも、一番初めの演習「現在のコピーライティングの実力を記録
しておこう」のときと比べて、スムーズに書ける自分に、進歩を感じているので
はないでしょうか?
しかし、なんだかんだで、ここまでやってきて、今までのこのメルマガの演習を
振り返ってみて、はたして自分がどのレベルまで来ているのか?まったくわから
ない方もいるかもしれません。
一度、ここで、今までやってきたことの復習をしておきます。
このメルマガの最終の目標は、あなたの会社で使い回しの効く「セールスレター
のたたき台」を作ることです。
では、ここで、私が作ってもらいたいセールスレターの全体像を見てもらいます。
---------------------------------------------------------------------
1.キャッチコピー
↓
2.お客様のメリットの提示
↓
3.お客様の問題を提議
↓
4.問題点のあぶりたて
↓
5.解決策として商品の紹介 ←現在、この部分を作りこんでいる
↓
6.解決できる証拠 ←現在、この部分を作りこんでいる
↓
7.特典の提示
↓
8.お申し込みの方法
↓
9.限定性の提示
↓
10.緊急性の提示
↓
(署名)
↓
11.追伸・・・大切なところの念押し
--------------------------------------------------------------------
このような流れになります。もちろん、これは、状況に応じて、順番が変更され
ます。もちろんそれぞれの項目の分量も、その時々で変わります。このような流
れが標準的だと思っていてください。
で、現在皆さんが、この演習でどこまで進んでいるかというと、演習の5〜6で、
上記の流れの5.6を作りこんでいるところです。また、演習3で作った、パーソナ
ルな話題は、3〜5行にまとめて、4や6などの位置に、適宜配置されることにな
ります。
では、早速、本日の課題を説明させていただきます。
前回の号外でもお知らせしました、「本当の学力は作文で劇的に伸びる」は、お
読みになられましたでしょうか?
ここで、この本に書かれていたテクニックをザーッと復習しておきます。
・ストーリー性⇒ 事実を起こった順に書いていく。
・結果を書かない。過程を書く。
・過去と現在を交互に書く。
・感想ではなく、事実を書く。
・文章の書き出しは「セリフ」
・ストーリー性+描写(状態や様子⇒どんな行動をとったか?)
・視線にあわせて描写をしていく
このようなことが、書かれていました。
これには皆さんにとっても、とても役に立つ文章表現のテクニックが盛り込まれ
ています。もしかしたら、即座に「セールスレターには、使えない」と思われる
かも知れませんが、このテクニックを知ることによって、ニュースレターなどで
の話題の書き方や、あなたのパーソナルな話題を作成するのに、おおいに役に立
つはずです。
また、セールスレターにおいても、今日の演習の課題である、「お客様にイメー
ジさせる」に、とても役立ちます。
なぜセールスレターにイメージさせることが必要かというと、とてもおいしそう
な写真の載った食品の広告を見ればわかると思います。どんなに、おいしい、う
まいと連呼するより、その写真を見ただけでよだれが出てきそうな写真には、か
なわないのです。
100の言葉より、ひとつのイメージ。
この本には、小学生が書いた実例がたくさん載っていますので、まだお読みで無
い方は、ぜひお読みください。
「本当の学力は作文で劇的に伸びる」芦永奈雄著 大和出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804761047/110soho-22
では、この本にもあります、「描写」を使って、お客様にイメージさせるコピー
作成の演習をしましょう。
では、お客様にイメージさせるとは、どのようなことなのか?その実例を示して
おきます。
---------------------------------------------------------------------
じじやの実例
想像して見てください。
きれいな海から威勢良く魚を水揚げする漁師さん。そのピチピチの鮮魚をすばや
く干物に仕上げ、急速冷凍で新鮮そのままに美味しさと栄養を閉じ込め、ご家庭
にお届けします。
ジリジリ焼いて、アツアツをフーフーしながら食べる。手間いらずの美味しいご
馳走です。
髪之助実例
http://www.onsen2323.com/
髪之助をつけると、頭皮に染み込んで軟らかくなっていくことを感じることがで
きます。頭部の気になる部分の髪の毛を分けながら、髪の毛では無く、頭皮に直
接数滴落してみます。そして、それを指先で軽くなでて伸ばします。そのまま、
五分くらい置いてください。揉む必要はありません。塗りひろげるのです。
たった、それだけです。頭皮に意識を集中して下さい。
「地肌にジワ〜〜と、染み込む感覚がわかりますか」
ぜひ、髪之助の初期効果を実感されてください。
そして、髪之助をしっかりと使い続ければ、あなた様も、きっと皆様と同じよう
に、毎日が楽しみな育毛の日々を送ることができると思います。
---------------------------------------------------------------------
【今日の演習】
あなたの商品の特徴やその商品らしさの場面をイメージさせるためのコピーを考
えてください。
・その商品の原料や材料についてイメージさせる。
・その商品を作る工程をイメージさせる。
・その商品の企画の段階(頭の思考回路・話し合いなど)をイメージさせる。
・その商品を使うときの取り扱い方法(状況)についてイメージさせる。
・その商品を使ったり契約して得られる安心などをイメージさせる。
・その商品を使わなかったときの悲惨さをイメージさせる。
など、これらの一場面を取り上げて、お客様に効果的に
●この商品の購買決定をする上での、引き金となるようなイメージ
を想像させてください。
■ポイントは、「その様子をこまかく描写すること」
ある一場面を、時系列に描写していって下さい。
お客様の笑ってる様子や泣いてる様子など喜怒哀楽の表情。また、その場面の
動作など細かく描写します。そして、そのコピーの中になるべく擬態語や擬音
語を入れてください。
金額の差などイメージしにくいものは、コーヒー一杯等に置き換える。
重さや長さなどは、具体的にイメージできるものに置き換える(○○のような)
とにかく、見た目、におい、触った感じなど五感を刺激するように書いてくだ
さい。
擬態語・擬音語とはこんなもの(ちょっと、遊んできてください)
↓
http://maxkade.miis.edu/Student_Projects/Nihongo-Shingaku/hotpotatoes/gisei-beg.htm
【答え】5行から10行程度で(10分)
ほんの少しの時間、想像してみてください。(この後に、続けてください)
(演習終わり)
---------------------------------------------------------------------
※このあたりのことで、疑問質問反論、成功事例、あるいはやってることなどあったら、コメントボードにお願いします。私の勉強にもなります。もちろん、一番の勉強になるのは、あなたです。今日から、今すぐ実践しましょう!!
↓
※実践報告は、こちらへ!
============================
■秋武政道事務所■
801-0802
福岡県北九州市門司区白野江2-12-25
日本ひもの産業内 秋武政道
FAX 093-341-2964
-------------------------------------------------
実践ご報告などありましたら、上記住所に郵送か
FAX・E-メールでお願いいたします。ただ、郵送物が
とても多いので、一つ一つにコメントできないことが
多いですので、ご了承ください。
報告することで、一つの実践が完結します。
===========================