正直、我々世代でもそうなんだけど、よく、注意、忠告する先輩は、煙たがれますよね。

 こんなことをしゃーしゃーと書くと、また、「先輩のことを何だと思ってんだ!!」「あいつはとんでもない」と怒られそうですが、でも実際、以前ほど「叱って、怒って、鍛え上げる」なんてのが通用しなくなってます。もろ、体育会系の崩壊と言いましょうか?

 もちろん、今でも体育会系の若者はいるわけで、その方々をしっかりまちづくりに取り込めるならいいけれども、先輩後輩の立場が明確な青年会議所でも、最近は体育会系のリーダーシップが通用しづらくなってるのではないかと思います。

 いろいろな、まちづくり団体やグループが増え、組織の縛りがユルユルで、居場所の選択肢がひろがった現在、「こうしろ」とか「俺が指導する」というリーダーシップの取り方は、逆に、組織員や仲間を失ってしまうリスクが高くなっています。

「あの人がおらんのなら、参加します」なんて言われないように、

気をつけないといけない時代のようです(^^) へ〜こら気を使う必要はないけど、常に、「参加させて欲しい」と思われる立場を維持しとかないといけないですね。

 裏を返せば、「そんなこと言うなら、来なくたっていいんだよ」って、言える強い立場なのですが、さてこの強い立場って、どのように維持すればいいんでしょうか?

 以前のように、先輩として飲ませ食わせ、あるいは、取引先として仕事を出す、なんて「損得」が通用しなくなった時代のリーダーシップ。しかも、あの先輩は「男らしい」みたいな、リスペクトする人に対する価値観も変わってきてるようです。

 で、私はどのようにしてるかというと、最近、よく読まれているマンガ「ONE PIECE」型のリーダーシップを進めています。私のやり方が、うまくいくこともあれば行かないこともありますが、このワンピース型のリーダーシップは、かなり今の時代にぴったりではないかと思っておりますので、次回ご紹介いたしますね。

 ごきげんよう!