プロのライターは、どのようにして依頼者の
本音(パーソナルな話題)を、引き出すのか?
一発必殺!○○の○○さんから、
パーソナルな話題文章作成についての、ヒントが届きました。
ぜひ、あなたも読んで、参考にしてください。
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>(秋武からのお願い)
> なかなか書けない人から、パーソナルな話題を引き出しやすくする、
> もっと、いい質問の仕方があるよ!とか、こんな質問はどうだ?
> などアイディアがあれば、教えてください。
わたしの場合、インタビューの最中に、その方の長所と思われる点を
みつけたら、まずその点について手放しに褒めます。
「すごいですね。すばらしいですね。本当に頭が下がります」など。
すると、大抵の方は、謙遜してこう答えます。
「いやあ、それほどでもないですよ。
ただ、自分はこれまで●△□※★△だったから・・」
この●△□※★△の部分に、パーソナルなストーリーが
隠されている気がします。
ほめられる
↓
謙遜する
でも、努力はわかってほしい
だから、経験談や失敗談、ダークサイドについて語ってくれる
名付けて、「すごい・いやそんなことないの法則」。
パーソナルな話が思いつかないという方は、
まず家族やスタッフに、「自分の長所はどこか?」と
聞いてみたら良いのでは?
で、かえってきた答えに、「いやいや、そんなことないよ〜」と
謙遜した後、でも、やっぱり謙遜するだけじゃ癪だから、
その長所の陰にかくれた「努力・思い」を語ってみては?
(例)
努力家なところが長所でしょ。
↓
いやいや、それほどでもないよ。
でも、そういえば、小学校の頃から両親に褒められたい一心で、
宿題も手伝いもがんばってたな。
そういう「がんばり屋」な部分が、今の仕事にも生きているのかな。
(例)
やさしいところが素敵だわ。
↓
いやいや、それほどでもないよ。
でも、実は「やさしいね」って言われるのが一番うれしいんだ。
お客様からも、そんなお褒めの言葉をもらうことができたら
うれしいな。
・・などなど。
ただ、この質問の仕方というのは、書く方ではなく質問する側の
技術になるので、いろいろな意味で難しいですね。
○○○ ○○
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この話は、とても参考になります。
ぜひ、周りの方に質問をしてもらうといいです。
このように、どうすれば、自分の本心が導き出せるのか?また、他人の本音が導
き出せるのか?日々このような「どうすれば?」という意識が、とても大切だと
思います。
さらに、私からもヒントを。
私たちが、DMなどの相談を受けたときに、やはりパーソナルな物語を聞きだそ
うとします。そのときに私が言うのは、
「○○さんは、奥さんとご商売についてお話しますか?」あるいは、
「○○さんは、よく友達と飲み屋に行きますか?」
そのときに、愚痴ることがたまにはあるのでは?
私は、その時あなたが発する、「俺(の商品)は、こんなに○○なのに・・・」
実は、その言葉をそのまま題材に書けばいいんですよね。
晩酌をしながら、嫁さんに「俺の商売は・・・」という、それがあなたの本音で
あり、お客様に知らしめることではないかと思うのです。
どんな些細なことでも、結構です。
今は、人に誇れないことには、目をつぶって・・・
繰り返します。「今は、人に誇れないことは目をつぶって!」あなたの思いを前
面に出してください。
秋武政道
追伸 コメントボードに、「自分探しの旅」という表現がありました。
まさしく、商売において、お客様にいかにメッセージを伝えるかは、
自分を明確に見出し、それをわかりやすく伝える作業に他なりませんね。
いつもいつも、自分・会社・商品そして忘れちゃならない「お客様」の
本質を探すワクワクな旅にしたいですね。